トップ > 商品紹介 > べにふうき粉末緑茶
お茶は、元来単なる飲み物ではなく、「薬」として重宝されておりました。
薬を飲むことを「服用する」といいますが、お茶も「一服する」といいます。お茶が薬として扱われていた名残です。
べにふうき緑茶は、花粉症を代表に、アレルギーでお困りの方に最適な日本茶です。自然由来の効能で、鼻のむずむず感、くしゃみ、目の不快感、かゆみなどの症状を緩和します。
お茶の原料は、どれも学名カメリア・シネンシスというツバキ科ツバキ属の永年性常緑樹の葉です。インド原産のアッサム種と中国原産の中国種に大別され、日本茶は主に中国種です。
べにふうきはアッサム種を由来とする品種で、紅茶用に開発され、発酵させるお茶に適し、日本産の紅茶によく使われています。
そして、べにふうきは花粉症やアレルギーに有効といわれているメチル化カテキンの含有量が多いことで注目されています。全国のお茶の75%を占める品種、やぶきたには含まれません。
花粉症などのアレルギー症状とは、アレルゲン(主に特定のたんぱく質や花粉、動物の皮膚や毛など)と、病気から体を守るIge(免疫グロブリンE)抗体が皮膚や粘膜で反応し、体が防御反応としてヒスタミンを放出することで起こる炎症反応のことです。
メチル化カテキンはIge抗体の過剰な生成と、炎症を起こさせるヒスタミンの放出を抑制し、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状を緩和します。
べにふうきに多く含まれるメチル化カテキンは、茶葉を摘んだあと発酵させない緑茶製法により抽出できます。紅茶のように発酵させるとメチル化カテキンは消失してしまいます。
また、ポリフェノールの1つであるストリクチニンというタンニンも多く含まれていて、アレルギー症状の原因となる抗体の産生を抑制します。
お茶を淹れて飲むと、茶葉の成分の約30%しか摂取できず、約70%の成分は茶葉に残ったままになります。
ところが茶葉をまるごと粉末にし、湯へ溶かして飲むことで茶葉のもつ栄養を100%摂取することが可能になります。
べにふうきは通常、黄色で苦みや渋みが強いお茶ですが、弊社のべにふうきは旨みのある茶葉を深蒸ししているため、濃い緑色でまろやかな飲みやすい味に仕上がりました。