一昨日は、2ヶ月に一度の茶道研究家の筒井紘一先生の勉強会でした。
毎回、先生の溢れ出る知識に感嘆しきり、ノートにメモ取るのに間に合わない程です。
てんこ盛りのお話の中で、ほー!そうだったのか!とわかりやすいことを書きますね。
茶道や華道は、お稽古と許状制度で生きてきて、能、歌舞伎、狂言は興行で生きてきた。
茶道家の興行のはじまりは、明治11年12月1日、藪内流が北の神社で献茶した席を持ったことからだそうです。
これが、今の初釜や月釜のはじまりで、初めて家元の点前を見ることができるようになり、
それまでは、茶道の世界は許状から得る収入だけだったのが、この興行を行うことによって 今では、ほとんどの収入源となっているそうです。
それにしても、昔の人は、家元のお点前もみれない、お稽古中はメモをとってもいけない。でよくこんなに沢山の種類のお点前を覚えられていたのか?不思議です。
私は、高校時代は表千家、社会人になってからは裏千家、もう30年くらいお稽古していますが、初心者もいいとこ!
毎週のお稽古は、どんなに忙しくても欠かさず行っていますが、四季折々のお点前、炭手前など、奥が深すぎて何年お稽古してても入り口のような気がします。
昨日は、お稽古日!炭手前、お薄のお点前をしました。久しぶりに基本のお点前したら、これまた忘れてることありで、
習うより慣れよ!ですね。